を和訳紹介する。 ()内および見出しは、個人的に追加した 4つの敵、4つの否定 ”トルテカのシャーマンたちにとって、人間が知識を得るためには、4つの敵に挑み、打ち勝たなければならなかった。 4つの敵とは、恐怖、明晰さ、力、そして老いである。 これら…
攻撃的な言葉や態度。 受け流すのも技 何でも全身で受けて立ち向かおうとするのではなく、 半身くらいに構え、受け流す、 そうすることで、 色んなことがずいぶん楽になるものである。 ついつい同じように攻撃的に反応することで、 自分もものすごく嫌な気持…
易経に、損(山沢損)と言う卦がある。 英語訳は、Diminishing-Decrease。 山沢損の意味 損と聞くと、たいてい、損失を思い浮かべる。 損の語源: 減少(少なくする 弱める)損ねる(ダメージ 損失)控えめにする(謙虚 弱める 避ける)悪い点を上げて非難する(批判)…
口が開いた様子を示す、頤(い)と言う漢字。 27卦は、顎、飲み込むと言う意味を持ち、 口、顎、頬、養う、育むなどに深く関わっている。 ”食べ物と言葉、 それらは、どこからやってきて、どこへゆくのだろう。 何が、自分の体を養う栄養,、心や知性を養う…
悲しみは、深さを与えてくれる。 幸福は、高さを与えてくれる。 悲しさは、根を与えてくれる。 幸福は、枝を与えてくれる。 幸福とは、空へと伸びる木のようなもの、悲しみとは、大地の子宮に伸びる根のようなもの。 これらどちらも必要であり、木がより高く…
秋、成熟を迎える自然の色の移り変わりを、観察し、内省する季節。 常緑樹が多い地中海南部でも、山の色が、赤や黄色に染まり始めています。 易や東洋医学において、中庸の色とされる黄色。 易の中にも、黄色は、大地の色、中庸の色、誠実、信頼を表す色とい…
写真:剪定をやめて2年目の葡萄と秋空 自然は、努力することなく、変化し続け、今年もまた、実りの秋となる。 タオ(ダオ)イストが述べる、無為。without doing タオ自然道や、自然体、という言葉を考えるとき、無為とは、”努力しない”という表現がしっく…
易経には、大人(たいじん)、小人(しょうじん)、君子(くんし)という人物を表す言葉が度々登場します。 Stephen Karcher氏は、The Power of Great and Smallのなかで次のように述べています。 大人 ”大”とは、あなたに求められる偉大さと力強さです。あ…
現在のような交通手段がなかった一昔前では、旅とは、日々歩き続けるという、決して楽ではないことであり、また旅の道中、追い剥ぎなどに出会うといった、危険を伴うことでした。 新幹線なら2時間半で行ける東京ー大阪間も、江戸時代は、普通の人なら17日…
日本には、占術の難しさを表す言葉として、 手相3年、易10年と言われることがあります。 この3年や10年という言葉ですが、実際の期間、そして一定の期間を表す表現方法として、次のように易経にも、度々登場します。 3年経っても、子を生まず10年待…
リーディングの例 仕事を辞めて、自分でビジネスをすべきかどうかというリーディング例をご紹介します。 彼女は、そのための具体的なアイデアも資金も持っていましたが、独立することに対する精神的な課題、恐れや他者との関係、そして自分自身の能力につい…
Iris アイリス Nature is my usual company,in this unusual time. いつもどおりではない時代もいつもどおり自然が、連れ添ってくれる。
地中海封鎖生活、共存を考える。 注意報が出てた今年一番の大雨。ほんとうによく降った。 溶けた南極の氷河、雨となり循環、今年も発生するだろうと思われる、局地的大雨、 冬にあったオーストラリアの火事、季節が循環し、今夏北半球に、 そう思い出させる…
回復の段階の経穴 回復の段階では、病原菌(体)を体から排除し、肺と脾臓機能の回復するためには鍼治療を行う。 次の主要経穴を推奨する。 P6 (Neiguan) ST36 (Zusanli) GV14 (Zhongwan) ST25 (Tianshu) CV6 (Qihai) 次の2次的セットは、各々の個人の症状…
古代中国の叡智、鍼、艾。 先週、北京医療委員会の報告書(下記リンク 英語)が公開されました。 報告書によると、 実に北京の87%のCOVIDー19患者が鍼と漢方の治療を受けており、 その効果率は92%という結果を叩き出しています。 https://www.healthcm…
意識とは、”ある”ものを、”ある”と感じること。 平和であることを、感じれなくなることが、平和ボケ 感じることができれば、平和の自覚 ある と ない は 紙一重。 それは、右脳と左脳という、肉体的な違いでもあり。 あるものをあると感じることに役立つ、お…
2月も逃げるように去り、季節は変化し、地中海には、また春が巡ってきました。 今日は、卦のペア 卦49”革”と卦50”鼎(かなえ)”、変化から変換へというお話。 易経には、1から64まで卦があり、卦1と卦2、・・・・卦63と卦64は、ペア/対になっ…
世界の様々な文化において、はるか昔から行われ続けている、占術。 古代中国では、動物の骨や亀の甲を火にくべ、割れ裂け目から、 古代ローマ以前に栄えていたエトゥルスキの文化では、鳥の内臓から、 重要事項を判断するため、行われていた占術。 日…
易経24卦”復”から生じた言葉、一陽来復。 24卦は、陰が極まった後(六爻(こう)全て陰爻)、 初爻が陽爻に転ずる卦であることから、一陽来復は、暗さが最も極まり、明るさが戻る冬至を表します。 古代ゲルマン民族は、冬至を一年の始まりと考えており、…
日々の生活の中で、誰かが向けた微笑みに、ふわっと心が緩まることがあります。 赤ちゃんに微笑むと、赤ちゃんは微笑み返してくれるように、笑顔は、伝染するという不思議な性質を持っています。 この笑い、微笑みが持つ力を取り入れたものに、インナースマ…
時として、自分が得た直感、つまり感覚的に感じる真理が、本当に正しいものであるかどうか、確かめたいと感じることがあります。 この秋出会ったフランス子女から、そういった理由で、易経・タロットのリーディング依頼を受けました。 結論から言うと、リー…
60年代、アメリカから始まったカウンターカルチャー。自由、戦争反対、愛と平和、人間の権利などを求める運動、そんな流れの中で、多くの人が本棚に置いていた書籍の一つが易経でした。 ボブ・ディランも、高く評価していた易経。彼が易経について語ったイ…
マニュアルに従って行う労働。卒業より入学が難しい日本の大学試験のためのマニュアル的勉強。流行を追う、マニュアルどうりの消費。 自分で考える力を養うことより、全体からはみ出さないことに重きを置いた、 マニュアル社会。 そして精神世界も、スピリチ…
シンクロするかのごとく咲き出す10月の花、サフラン。シンクロニシティ、日本語訳「共時性」とは、心理学者のカール・グスタフ・ユングが提唱した概念で、「意味のある偶然の一致」を意味します。 ユングは、「体験者あるいは目撃者にとって、重要な意味を持…
世の中には、ディビネーション・神託と、占いが存在します。ディビネーションは、あなた自身が、現在そして未来における、あなたの現実を想像するための情報を提供します。占いは、何が起こるのかという運命に関する情報を提供します。ディビネーションは、…
ユング著、”思い出、夢と反射”より、ユングが易経について綴った文章をご紹介。ウィルヘルムそして易経との出会いから、シンクロニシティ という概念を得るまで。
私が易経そしてタロットと出会ったのは、1997年、海外にて現在易経歴50年/タロット歴39年の相方と知り合ったことがきっかけです。 現在では、実に様々な言語で、易経や易経に関する本が出ていますが、西洋では、リチャード・ウィルヘルム著=バインズ訳…
易経でもタロットでも、ある期間、同じ卦を得たり、同じカードを引いたりすることがあります。 そのことが示す意味は、いくつかあります。 1. あなたの置かれた状況が、一定期間続いてゆく。 私たちは、いろんなサイクルの下で、生きています。成長のサイク…
今年は、春が早く来た分、昨年より一ヶ月程早く、葡萄や木苺やアーモンドを収穫し始めました。 野生化した葡萄は、剪定などされておらず、地面に這いながら、毎年山ほど実をつけてくれます。 花の開花から約100日で収穫となる葡萄。 自然を観る時、”遅い…
易経は、現在から未来へと向かう階段が、どんな一段なのか、 そしてそれぞれ一段ずつごとに行う行動を示唆します。 未来で何が起こるか、どうしても知りたいと感じる時があるかもしれません。 実はその場合、あなたが本当に求めているのは、 今、何をすべき…