日本には、占術の難しさを表す言葉として、
手相3年、易10年と言われることがあります。
この3年や10年という言葉ですが、
実際の期間、そして一定の期間を表す表現方法として、
次のように易経にも、度々登場します。
3年経っても、子を生まず
10年待てば、良い縁あり
さて、手相3年、易10年。
易の使い方そのものの習得には、さほど時間はかかりません。
この10年という一定期間をかけて実践するのは、
気の流れを見て、バランスを習得すること。
人間にまつわる気(気分、気質、気脈など)
天候にまつわる気(気象、気温、気圧など。
天候に、生死を大きく左右された古代は、天の気を訪ねた占術文献が数多く残っている)
電気(情報社会の必需品)....
万物が備える、陰と陽の気の流れ。
気は、
自分で作るもの、
自分でなおすもの、
自分で養うものという、
易を通して見る調和の世界は、
食養や気功などと同源の、
とても身近で、日常的な次元です。
バランスのとれた暮らし
自分の調和が第一歩。
今日も実践、
タオの道を歩んでいます。