I Ching for life   易経のある暮らし

易・タロット歴25年 実用的でわかりやすい易経を伝えたい

タイミング軸に暮らす

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今年は、春が早く来た分、昨年より一ヶ月程早く、葡萄や木苺やアーモンドを収穫し始めました。


野生化した葡萄は、剪定などされておらず、地面に這いながら、毎年山ほど実をつけてくれます。 

花の開花から約100日で収穫となる葡萄。

自然を観る時、”遅いー早い”とか、”時間を待つ”というのは、
人間くさい感覚なのだろうと気付く。

なぜなら自然は、”タイミング” を待ち、決して逃さないから。

人間、時間ばかりに迫られ、タイミングを待つことが、随分不得意になったように感じる。        

夏野菜が年がら年中出回り、人生何かを始めるのに、遅すぎると考えたりしてしまったり。

 
40歳を超えてから、ギターを独学で学び始めた。
弾きたかったボサノバ。毎日練習することで、
3年目、40以上も難易なコードがあるChega de Saudadeも弾けるように。
次の人生はミュージシャンと思っていたけれど、     

待たずとも、今の人生で始めたらいい、
タイミングは自分で掴むもの。 

  

人間も、タイミング軸で生きてる。

易経に質問を投じる時、示される1ミリ㎡ほどのタイミングを知り、

それを意図的に掴むという、人生のアート。


易経が提案してくれるもの、その一つがタイミング軸の暮らし。