易経24卦”復”から生じた言葉、一陽来復。
24卦は、陰が極まった後(六爻(こう)全て陰爻)、
初爻が陽爻に転ずる卦であることから、
一陽来復は、暗さが最も極まり、明るさが戻る冬至を表します。
古代ゲルマン民族は、冬至を一年の始まりと考えており、
また、ローマカトリック教成立以前にあったペーガンも、
太陽を信仰していたので、太陽が復活する冬至は、特別なお祝い事でした。
世の中は、クリスマス一色ですが、
クリスマスは元々、このペーガンの冬至を祝う習慣のことでした。
”復”
困難の後、戻ってくるエネルギーと精神、新たなサイクルの始まり、再生、新たな希望。
この新しいエネルギーに立ち返り、もう一度始める。
原点回帰、最初の純粋さを取り戻す。
スムーズに事が終わり、始まる時、
ストレスをかけずに、事を顕わにする。
新しいアイデアを受け入れる。
クリスマスも良いけれど、
我が家は、
太陽という時計が差す、00:00冬至に重きを。
始まり に 始める、
自然という暦に調和した暮らし。
皆様、
心暖かな冬至をお過ごしください。